2014年4 月のアーカイブ

無責任体質

2014.04.06

 

理研の問題も原子力輸出の問題も秘密保護法の問題も共通のその無責任体質にあります。そして、その問題は、ただただ権力者だけの問題ではなく、消極的にもそれを支えてしまっている、わたくしたちひとりひとりの、それこそ責任であり、課題なのです。何度も繰り返し発言してきたことですが、成熟した日本の社会は、その課題の克服の後に、はじめて生まれることができるのです。ただ過去を肯定し、現実の損得の判断で生まれるものではないのです。神国日本、美しい日本と、ただ賛美することから生まれるものではないのです。

そして、また、丸山真男「日本の思想」「日本の政治思想史研究」、その弟子とも言われる、辻清明「官僚制の研究」などの名著をお薦めします。歴史的伝統的な制度である天皇制を悪用した今日にもつながる為政者の無責任体質の詳細な分析と考察がされているからです。だれのための国家か、問うています。