2008年11 月のアーカイブ

「健全な身体を育めば精神も健全に育つ」というきわめてSIMPLEな教育の原理です。

このことについては、翻訳書になりますが、岩波新書「教育入門」がおすすめです。

 

さて、知能と身長に相関関係があることを指摘した論文が

県の特賞になったという信じられないことがありました。

身長を伸ばせば知能があがるとでもいうのでしょうか。

意外に多く、信じられているのが、こうした類の教育論です。

「健全な精神は健全な肉体に宿る」という教育論はどうなんでしょうか。

肉体を鍛えれば精神が健全になるといえるでしょうか。

イギリスの統計学者ハルに意見を聞いてみたいものです。

(社会思想社の文庫にかれの著作があります。)

答案作成力を培う

2008.11.10

 

試験勉強をPROCESSととらえるのには、都合のいいことばです。

試験勉強は当日に合格答案を仕上げられるようにするための過程であるととらえるわけです。

教壇に立って、最初に発したのがこのことばでした。

試験勉強は、答案構成力というか、答案作成力というか、答案発表力というか、当日合格できる答案作成の能力にまで達することだという檄からはじめました。

ベテランの学習者には、説得力が妙にあって受けいられ、新米講師の煙に巻く思いつきに終わらず、独り立ちしていきました。

それにしても、この答案作成力のための模試や講座の多いこと。安易な金儲けとしか思えません。

まず、基礎の知識の習得が前提なのに。

わたしは、しかし、合格から遠ざかる道草が好きです。

何度注意されても聞けません。

融和

2008.11.08

 

黒人大統領の誕生です。歴史的な出来事に立ち会えて大いに気分が昂揚しています。

覚悟しきった

彼の姿 

スピーチは

本物です。

さて、筑紫哲也氏との死去とが重なりました。

いつまでも、戦後であり続けたいものです。

戦前になってはならない。戦争を起こしてはならない。

かれは戦後民主主義の守り神でした。

わたしの読書は、融和の難しさを主張する今西錦司先生からはじまりました。

中学生ときでした。読書好きのわたしは、それで成績を下げました。

「生物社会の論理」が「人間社会の倫理」に負けるような社会になってほしい。

人間の理性や知性が輝くこと。

あのころから、いまも、わたしはそれを信じ願っているのです。

多くの人はそうなることを信じません。

それでも、オバマ氏のスピーチに感動し、彼に投票したのです。

そろそろ高校選び

2008.11.06

 

高校受験の相談にみえるようになりました。

現役のときと少しずつ変わっていて、戸惑いがあります。

いつも思うことは、

力のある子はたくさん受けられ、

そうでない子の選択が限られてしまうことを

どう考えればよいかということです。

これは資格試験の世界でも同様だと思われるかもしれません。

ワイナーは、その原因帰属論で、能力だとか、運だとかどうにもならないもののせいではなく、努力が足りなかったというようなどうにかなるものを原因として失敗したのだと考えるようにすることを奨めています。

司法書士試験に、わたしが落ちたのは、能力ではなく努力が足りなかったからだと。

運はもちろん能力もなく、

努力も足りない、

情けない限りの自分を

見い出した試験の結果でした。

昨日、今日と都市計画法の勉強をしました。宅建の学習以来です。

昨年11月に改正され、市街化調整区域では規制がより厳しくなりました。

店舗に住宅がつけられません。

知り合いのアメリカ人はみなオバマ氏を応援しています。

でも、21歳のときに訪れたアメリカ社会を思うと

信じられない。

かれらはオバマ氏に投票したといいます。

子どももオバマ氏を応援しています。